地鎮祭・上棟式は一般に神式(神道)で行いますが、仏教徒の場合は住職を招いて“地鎮法要”という形を取ることもあります。宗派や地域によって形式が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
“四方祓い(しほうばらい)”とは、敷地の四隅に酒・米・塩などを撒いて清める儀式。地鎮祭では土地のけがれを祓う重要な行事で、古くは工事中の災厄を防ぐための祈りでもありました。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
榊(さかき)の枝に紙垂をつけた玉串を神前に捧げ、二礼二拍手一礼で祈念する儀式。施主、施工者ともに行い、神様への敬意と感謝の気持ちを形として表現します。
地鎮祭や上棟式では施主はジャケットやスラックスなどのきちんとした服装が一般的です。ただし、建築現場であることを踏まえ、動きやすく清潔感のある格好を心がけましょう。